コラム Column

秋元康って、やっぱりすごい。

ブランド   2016/01/13  

こんにちは。
営業マネージャーの早川です。

年が明け、2週間経ちますが、如何お過ごしでしょうか?
僕はまだ、2015年の感覚が少し残っています。笑

そのため、本コラムでは、2015年年末に感じた事を書きたいと思います。

唐突ですが、1つ質問です。
皆さんは年末どちらの番組を見て、年越しをしますか?

「紅白歌合戦」or「ガキの使い」

僕は、年末は一切迷わず、「紅白歌合戦」を選びました。
なぜだと思いますか?

オタクの方は分かりますよね。分かって欲しいです。
そうなんです。【今年は乃木坂46が紅白に出たんです!】

ちなみに去年は乃木坂46は落選したので「ガキの使い」を見ました。チーン。
落選理由をこの場では書きませんが、気になる方は検索してみてください。

以下で、乃木坂46を含むAKBグループが
どのようにしてファンを獲得・維持し続けている(国内外問わず)のか?について
考えてみたいと思います。

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まずは、冒頭触れた乃木坂46からいきます!

そもそも、乃木坂46って?

・秋元康プロデュースにより、2011年8月に誕生したアイドルグループ
 (AKB全盛期の中、誕生)
・“乃木坂”は、レーベル会社が保有するオーディション会場のビル名
・“46”は、48より人数が少なくても負けない意気込みを表現

なんで、本家をしのぐ勢いで、最近売れているのか?
【設立当初のブランド戦略】が最大のポイントだと思っています。

というのも、他のAKBグループとの違いは、ざっと下記の点です。

・専用劇場を持たない
・選抜総選挙がない
・個性ではなく、ビジュアル重視
・ダンスではなく、舞踊
・音楽はフレンチポップス(女子高生のヒラヒラ・清楚系です)

その中でも、専用劇場を持たないことを武器として、
乃木坂が出来た当初に明確な世界観(乃木坂=○○)をつくったことが
現在の乃木坂ブランドを形づくったと考えます。

具体的には・・・

劇場がないので、AKB特有の会える・話せるアイドルではなかった。
なので、消費者は主にPV(一部TV番組)からでしか、乃木坂メンバーと触れられなかったわけです。(今は握手会で会えます)

そこで、「世界観=女子高生のヒラヒラ・清楚系」を一貫してPVで訴求し続けて、そのイメージが定着しだした頃に、雑誌の専属モデルやバラエティ出演を果たすなどの段階を経ています。

多分秋元康さんは、

・AKBのオタクを飽きさせないための、AKBとの差別化
・新ターゲット(女性ファン)の囲い込み

を意識して、当初からイメージ戦略を打っていたんだろうと思っています。

余談ですが、だからこそAKBよりもスキャンダルは絶対NGなんです。笑

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では、そもそも本家はどうなんだろうか?少し考えてみたいと思います。

前提として、AKBはコンテンツビジネスです。

平たく言うならば、
核コンテンツとなるのは、アイドルそのものです。

アイドルを使って、派生コンテンツ(CD・DVD・ライブチケット・グッズ・ファンクラブ)を買ってもらおう。というモデルです。

一般的に、コンテンツビジネスをしている企業は、
コンテンツ制作コストを下げることに注力して、かつ海外展開をうまく進めるか?
が現在直面している課題のひとつだったりします。
(コンテンツ制作・運営はお金も時間もすごくかかるわりに、利益がすくない・・・)

その中で、AKBの手法はヒントになります。

2年前のJKT劇場に足を運んだ時に、強く印象に残っていること。

「AITAKKATA・AITAKKATA・YES!!KIMINI~」

インドネシアのアイドル&ファン、そして日本のファンが一緒にコールしているのです!

調べてみると、国内の、AKB、HKT、NMB等でも、
それぞれのグループでヒットした曲を、歌詞を変えて(方言等)で
他グループに歌わせていたりするそうです。

それらを整理すると、この手法は

・コンテンツ制作コストは言うまでもなく、削減できる
・ファンからしたら、新しい曲を覚える必要がなく、普段親しんでいる曲で他のグループ(国内外グループ)でも盛り上がれる
・売れている曲だけでローカライズすることで、ヒット確立を高められる

のおいしい事だらけとなる訳ですね。

コンテンツ制作コストを下げ、ローカライズして拡散する際の参考になりそうです。

ただ、コンテンツビジネス全ての参考にはならないのは、注意が必要です。
というのも、大前提コンテンツを海外進出する際には、「普遍的な性質」を持っている事が大切だからです。

AKBだったら「若いかわいい女性」、つまり基本的には男性本能に根差したコンテンツだからこそ、日本以外でも通用していると捉えられます。

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現在アジア圏で成功しているものの、今後ロリコンを受け入れがたい文化の、欧米でどの程度攻められるか?

が僕自身、注目している点でもあります!!

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