コラム Column

本拠地移転でチームとカンボジアサッカーを前向きに変える!

スポーツ   2018/05/14  

こんにちは。代表の加藤です。

今日はフォワードで経営しているカンボジア1部プロリーグのアンコールタイガーFC(Angkor Tiger FC)の近況について、お伝えします。

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<アンコールタイガーFCの現在と大義>
2018年5月7日にアンコールタイガーFCの選手・スタッフが首都プノンペンからアンコールワットで有名なシェムリアップに引っ越しました。
これまでタイガーFCはカンボジアの首都プノンペンを本拠地にしておりましたが、2017シーズンから生活・練習拠点はプノンペンのまま、ホームゲームはシェムリアップで開催する簡易移転をしました。 そして、今回は全ての拠点をシェムリアップに移す完全移転!

これまでは1部リーグ10チーム中9チームが首都プノンペンを本拠地にしており、常にプノンペンダービー(!?)が開催されているという状態でした。
シェムリアップ州の人口はカンボジア全人口の約8%、しかし、当時シェムリアップ州出身のプロサッカー選手は全選手の1%。
地方では選手の発掘、育成機会がなく、地方都市ではプロサッカーを見る機会がない。カンボジアの色んな地域にサッカークラブが分散されなければ、カンボジアサッカーは発展しない。タイガーFCがそういった状況を先陣を切って打破する。

そういった大義がありましたが、カンボジアで外資系である私達が国や地域行政、サッカー協会と調整し、移転にこぎつけるまでには非常に多くの苦労がありました。(しかし、袖の下は渡してません笑)

また、苦労は対行政だけでなく、対選手・スタッフにもありました。

<苦悩とカンボジアサッカーの未来を創る>
国民の平均年齢24歳のカンボジアは選手も若くて、家族・親戚と一緒に住んでいる実家暮らしの選手が多いため、シェムリアップに生活拠点を移すことは生活費の増加を意味します。
また、非常に寂しがり屋さんの多いカンボジアでは家族や友人と離れることに大きな抵抗のある選手・スタッフも多いです(一人暮らしは寂しいから友人と部屋をシェアするということも多いようです)
結果的に契約更新でのサラリー交渉が例年より難易度が高く、そういった面でも苦労しました。

特に奥さん・子供がいるベテラン選手の契約更新が難しかったこともありましたが、今回を機にクラブ名を「カンボジアンタイガーFC」から「アンコールタイガーFC」に変更し、ビジョン・バリューを策定、チームとしては一気に若返りを図り、シェムリアップ出身の選手とも多く契約をしたことで、選手の半分くらいが入れ替わりました。

しかし、移転は正しかったです。実際は現在進行形で何が何でも正しくする、という表現が正確なのですが、
すでにシェムリアップでの人気・期待が高まっていることをひしひしと感じます。

タイガー自体がカンボジアリーグで新しい取り組みをすることでメディアに露出する機会が多いというのもありますが、実際に私もシェムリアップのホテルに泊まったり、街を歩いたりすると「タイガーのオーナーですよね?」「タイガーのファンです!」と声をかけてもらうことも非常に多くなりました。(露出する時は意図的にタイガーカラーの目立つオレンジのスーツを着ることも多いからかもしれませんが笑)

そして、元々2部のアマチュアクラブだったクラブに本田圭佑さんの会社が出資をした、「ソルティーロ・アンコールFC」が今年から1部に昇格し、6月9日にはカンボジア発のシェムリアップダービーマッチ(日本視点では世界初の海外日系クラブのダービー)が開催されることになりました。 年に1回の社員旅行もこの日をめがけてカンボジアに決まりました笑。
カンボジアサッカーの歴史に残る試合になりますので、ぜひ興味のある方はカンボジアのシェムリアップスタジアムにお越しください。社員一同でお待ちしております。

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